あー blog

説明するような内容が皆無

95話 夢幻の如く

バイトを辞めざるを得なくなった。ここ2-3日不安感に襲われて不安定だった私の心も大分落ち着きを取り戻してきた。それでもまだ強い負担がかかる瞬間があって凹むこともある。人生何があるかは分からないものだ。落ち込んで当然だし、沈みたい時は沈むのもありかもしれない。それに酔うのも悪くないかもしれない。やはり何事も醒めないことは何かを乗り切るためには大切だ。

 

そんなこんなの中で見ていたのが、十二国記銀魂だ。前者はまだ見終わっていないが物語の構成や設定が面白くてあっという間に見終わるだろう。すずという少女が旅の途中で男の子を亡くしてしまい(官吏の傲慢さと残忍さゆえに)同じく官吏を恨む者たちの仲間に入るシーンがあるのだが、その時の演技が本当に素晴らしかった。涙を流して訴えるところでしゃくり上げる音、「私は自分が許せない!」の悔しさと不甲斐なさの混じった声、本気で泣いてる!?と思ったくらい。アニメで泣くことって滅多に無いが、これは心の底から自然と涙が出てきた。感動シーンに泣かされてる感があると泣きながらも醒めてしまう瞬間があるけど純粋に演技に感動して泣くのは本当に何年ぶりだろう...幸せな体験だと思う。最近は映像にこだわった(あんまり良くない言い方をするなら、ビジュアル重視で画面が綺麗)作品も沢山あるし尚且つ物語も面白いという絶対見ねば的作品もある、もちろん拘りのない作品なんて存在しないと思うが、ただただ人生の機微や役者の一行の台詞に涙する作品があると救われる感じがするだけ。一点でもグッと入れる瞬間があるだけで見方が変わるんだよなぁ、そしてそういう作品が必ずしも面白い!楽しい!と直結している訳でないというのも。

 

あと私は「生きたかった」といって死んでいくキャラに対して泣かなかったことが殆どない。そういう意味では高杉の死は割と受け入れられたんだけど、昔二次小説で攘夷時代銀さんの目の前で死んでいく若者目線の文章があって、正直銀魂で泣いたことはなかったけどこの小説は声出して泣いた。「やり切れない気持ち」に対してめっぽう弱いのかもしれない(だから今の自分の状況がかなり辛い=処理負荷がかかりまくっているというのにも繋がってくるのだが)銀魂を見てると、やっぱり私は坂田銀時という男が好きで、どうしようもない所、かっこいい所、そんなの数多の作品で語り尽くされてきた性格ではあるかもしれないけどどうしても惹かれてしまう。

 

ところで、すずは若林直美さんという方が演じているそう。覚えておこ。どうやら銀魂でも杉山という女の子を演じているのだが、気づかなかった。桂の妄想の中の子か笑(気付けるかーい!!)

 

 

p.s.このだらだらblog(手書きと内容的には大差ないくせに)も記念すべき95話目笑 ブログの方は5年目、日記の方は8年目に突入してしまいました!1番最初の日記は13歳ごろだったから時が過ぎるのは恐ろしいですね。ここまで続けて来れたのは他でもない自分のお陰です笑

もう100回くらい書いてると思ってたけど3桁いきたいな笑 話数カウントなのは読んでくれている?(いるの?)人たちにこんなちっぽけな人間の人生の中にもこんな小話があるんだー的な箸休め的な意味合いを感じてもらうためということにしといてください。

私も論文とか、日々の疲れの憂さ晴らしにゆるーい気持ちで書いているので、絵もこれくらい緩く長く続けられたらいいんだけど上手いこといかないなぁ、でもいつかは出来るようになりたい。文章特有の的確さで私の表現したい気持ちがほぼカバー出来てしまうからなのか...なんか悔しいな。文字ごときに全てを解られるのは笑

ではおやすみ!