あー blog

説明するような内容が皆無

映像

My Own Private Riverをみて

まだ見途中だけど、とてもいいなと思った。

Idahoの方も好きな部類の作品ではあったんだけどRiverの方がすごく好きだ。

個人的な感情の話だから、本当に好みの問題だと思うけどあの編集の仕方はまねできるものならしてみたいね。私はああいう映像作品が好きだ。変に味付けされていなくて、だからといってドキュメンタリーみたいに現実のひりひりした感じがなくてあくまでも作り物、全部嘘、でも本物の感情でとった、あるいは撮ろうとした映像、そして映画。作り物として面白い作品はごまんとあるけど、こういう作品は会う確率が高くないからとても嬉しい。リバーにそしてアッシュに感謝だ。

 

たまに、バイトから帰ってきて映画を見ずに寝ちゃうときがときがあるけれど、自分が擦れていくような気がして嫌だ。やはり私に創作物は必要不可欠なのだと日頃から感じさせられる。そういう体にしてしまったのが、私自身の素質なのか周りの環境だったのかはよく分からないが映画や本や音楽のない生活など考えられないのだ。本当に。少なくとも12歳の時から19歳の現在にいたる7年間はそういう生活をしてきてしまったから、これからもずっとそうなんだと思う。

話は戻るが、男性が強姦されることを禁じる法律は最近までなかったらしい。最近一番驚いたことなのだが、あんまり周りで共感してくれる人がいない。

だからこれからは性被害者にあった男性の映画なんかも流行る(こういう言い方

は誤解を招きそうな気がするが)のではないかと予測している。

もし私が映画を脚本から作るのだとしたらそういう要素のあるストーリーも描いてみたいなと思ったけど、実際私はジャームッシュみたいな映画を一人で淡々と作りたいという気持ちが強いし、大勢で作るエンタメ性溢れる作品は仕事としてあるいは友達の助っ人として関われたらいいなと思っている。

卒業制作どうしよっかなぁ...全然作っている自分の姿が思い浮かばないでいる。

セックスとタバコを出しとけばまぁどうにかなるよと言っている仲間もいたがそれでアングラっぽい雰囲気が出せたら、それはそれで大したものではないかと思ったりする。私はこういう人、嫌いじゃない。まぁどうせずっと映画業界にいることになるのかもしれないし、自主制作で色々やってたら面白そうだけど、脚本がぁ...悩みどころである。脚色は結構好きな気がするんだけどね。

...という映画学科生の悩みなのでした。映画を学んでるというと百発九十九中くらいで?????みたいな顔をされるけれど、その気持ちわかる。私もよくわかってないもん。ただ学んでみると思ってたより自分が純粋に映像が好きだったということに気付かされたというくらいかな。

 

じゃあおやすみ

 

p.s. 青山真治監督の月の砂漠という作品で男娼が出てくるけど、あれがすごくマイプライベートアイダホのリバーに重なるんだよね。あれをイメージして役作りしたのかなっていうくらい、今思うと似ている。月の砂漠も大好きな作品だから良ければ見てみてくださいな。