あー blog

説明するような内容が皆無

銀さんが隣にいたら幸せなんだろうか?を考える

最近は作業用BGMと化している銀魂だが声だけ聞いてるだけでも元気が出てくる。

あの温かさが本当に羨ましい。もしも私が神楽ちゃんみたいに銀さんと一緒に暮らしていたらというヘンテコな妄想をしてみる。2次小説的な、夢女子的な視点ではなく銀さんが私の隣にいたらどういう風に心が変化していくかに思いを馳せる。

まずは銀さんはあんまり感情の起伏が少なそうである。よってなぜ怒っているのかわからない...的な相手の感情に振り回されるといったことはないだろう。

銀さんはマダオである。だから自分にも甘いし、相手にも厳しいといったことはないかもしれない。どちらかというと私の生真面目な部分が仇になる可能性すらある。家族が真面目すぎるせいで全然目立たないが、というかうちの家族が勤勉性に秀ですぎていて私が不真面目だと言われるほどであるが、実際にそんなことはないと思う。私も一般からすればかなり真面目で思いつめやすいタイプであると思う。仮に世の中の会社員があれほどの勤勉性が求められるのであれば私は会社員になれない。そして銀さんは絶対に会社員になれない!まぁ銀さんは身体的に強いから体力仕事のバイトは普通にこなせるだろうけどね。私が就職するであろう業界も、制作会社に勤めるって結構会社員とは...??みたいな側面があるので私には向いてるんだか向いてないんだか分からない。けれど勤勉で神経質な家族と比べてみれば銀さんみたいなタイプって結構一緒にいて過ごしやすいと思う。まぁこっちが苛つきそうではあるけどぱっつぁんみたいに。

ただ銀さんのような身体的に強さのある人間というのは安定感がある。(たまに風邪ひいてるけど、私はあんまり風邪引いたりしないし、体力的には無理しないタイプなので怪我とかもしない。精神にガタが出る方が圧倒的に多い。)体力的には無理できちゃうタイプだろうけど、銀さんはどちらかというと体が弱って心が弱るの順番だと思う。そういう意味では逆か。

なんというかゆっくりするという概念がある人間と生活を共にしたらもっと楽になるんだろうな私。職がない状態で競馬行ったりパチンコにいったりできるのはある程度の才能が必要だと思うので。やられたら困るけど。そもそも私が都会に会社員の家庭で生まれてきている時点で冗談だろってくらい私の性質と合ってない。まぁその点でいえば私はあんまり自分を責めすぎたりしなくてもいいんだろうが。将来は農家と結婚しようか笑 来世は人間として生まれたくないねぇ。

 

今、アピチャッポンの「ブンミおじさんの森」を見ている。彼の作品は湯銭につかるときと同じテンションで「いい〜」と言ってしまう。素晴らしい作家だ。だれも共感しないと思うが青山真治の「月の砂漠」と彼の作品群は少し重なるのだ。独特の静けさと資本主義、生産主義に対するかすかな反発、瞑想的な要素とか。思えば私は今の世の中のシステムがあんまり好きじゃないっていうのもある。昔高校の時の歴史の教師が「どうして頭のいい人(ここでは学歴のみ)があらゆる面で有利になる世の中なんだろうね...俺は何度考えても分からない。」といっていた、...のときの教室の静けさを今でも思い出す。あの静けさは好きだった、と同時に面白かった。高校受験を必死こいて勉強してきた私たちで誰一人明確な答えを出せる人はいなかった。私も今でもよく分からないよ先生、だってそんなものとは遠いところに来ちゃったから。でも私は今の方が幸せってことはよく分かるよ。

なんか不思議と銀さんって上で私が書いたことを本能的に理解しているタイプだと思うからこんなに惹かれるんだろうなと思う。