あー blog

説明するような内容が皆無

私がもっと可愛かったら、私がもっと気が利いた性格だったら、私にもっと才能があったら、私にもっとお金があったら、地位があったら...あの人のことを振り向かせられるのかな、友達の先までいけるのかな、見たことない表情がみれるのかな、ビックリするぐらいの意外性を楽しめるのかな...というまじで誰もが一度は考えそうなことを最近はすごく考えてしまう。

 

大学に入ってからようやく人間になったみたいなところがあるな...もっと人との繋がりを大切にしたいと思ったし、一緒にいてリラックスできる人たちと出会えるなんて思ってなかった。

私にとって趣味が共有できるということがここまで生活のクオリティを上げるとは思っていなかったから。今までは上辺だけの会話でなんとか取り繕ってきたことがあって、そういう会話しかしてこなかったから「会話」ってそういうものかと当然のことのように思っていた。でも今までが嘘だと分かるくらい大学生活のなかで友達と話した会話は本当だった。本当の自分で居られるってこういうことかーと。だから高校時代死なない程度に苦しんで良かった。

 

この間たまたま上辺だけの会話ばかりしてしまったことがあって、そしたら帰りの駅のトイレで涙が出てきた。大学に入るまで当然のことと思ってきた会話ってこんなに精神的に辛いものなんだって思った。でもそこで涙が出てきたこと、なぜ涙が出てきたか悩めたこと、悩む自分もそれで良いと受け止められたことが何よりも嬉しかった。

 

私は創作に生かされてきた。だからこれからも創作の近くにいたい。最期まで創作に関わっていたい。映像業界に居たい理由なんてそれくらいだ。