あー blog

説明するような内容が皆無

バイト、映画映画映画

みんな最近映画見てる?

わたしは昨日石井聰亙監督の『水の中の8月』をみた。ああいうのってなんでか分からないけどみたくなってしまうんだよな。

80年代とか90年代の映画の夏の表現の仕方ってとても好きだ。透き通っていてちょっと浮世離れしたような感じと言ったらいいのかな。

最近ああいう穏やかで静かな夏休みを過ごしていないような気がする。

気がついたら和歌山に行かなくなって6年くらい経っていたし、ついこないだセミ取りや海で遊んでいた夏休みからもうずいぶんと遠いところにきてしまったような気がして寂しくなる。受験やそれに付随するものがそれらの夏休みよりも自分にとって有意義だったかと聞かれると、そうでもないような気がして、ふと失った時間の大切さに気がつく。ああこんな感傷的なことを書くつもりじゃなかったのにな。

鮎釣りにいったり葡萄狩りにいったり、スイカを食べたり風鈴の音で昼寝をしたり、そういうのは都会じゃ体験できない良さがあるのだ。

周りの人たちもせわしなく働いていて、社会人になるって嫌だなずっと学生アルバイトのままでいたいな。

最近30くらいで死にたいという考えに取り憑かれているので将来のことなど半ばどうでもよくなってきている。

本当はもっと就活やなんかを調べたりしないといけないのだけど、それに対する前向きな意欲など中学や高校の机の上に置き忘れて、いまでもずっと夕暮れの学校のなかに時間が止まったままいるのかもしれない。わたしはもう机の上にソレをとりにいく気分にはなれないし、そういう生き方にも飽きちゃったけど。

 

映画もみているけど半分慰めみたいな、現実が前のめりになりすぎて大好きだった妄想や幻想まで消されていくんじゃたまったもんじゃないぞという気持ちでみている。私が一番嫌いなのは現実だったんだね。最近ようやく自覚できるようになったよ。だから私は大学生になっても芸術を勉強してるんだろう。諦めの悪さに過去の自分が呆れながらもどこか胸を撫で下ろしているような気がするんだ。

いつまでも私の精神は学校から帰ってきてyoutubeやテレビや読書が好きだった小学生のまま。

 

今年はバイトと車の免許と撮影でそれどころじゃないかも。

また和歌山にはいけそうもありません。

いつになったら一息つけるのやら。。。